支援品を送れない理由とワッペン募金について

ネパールお仕事再生募金
ネパールお仕事再生募金

昨日からオンライン上でも始めたワッペン募金。
大変申し訳けありませんがお振込確認後に出荷させていただいております。
お振込先はご注文時の自動返信メール、およびこちらにも記載しております。

みずほ銀行、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、とお選び頂けます。
振込手数料は恐れ入りますがご負担くださるようお願いいたします。

募金のお礼状を手書きでと思っていたのですが、A-rueの業務とネパール支援業務の両立で使える時間が限られます。ワッペン使用方法とお礼状をプリントしたモノを同封しています。プリントしてカットして、袋つめして発送!
みなさまの募金は無駄なく届けられるよう努力しております。

昨日から始めたオンラインショップでワッペン募金品は47個ご注文いただきました
お友達、お客様、口コミと色々繋がった結果だと思います。
まとめて10個単位のオーダーの方が数名いらっしゃいましたので、数量選択数を50個まで増やしました。送料を抜いた全額を義援金とします。
引き続きご注文お待ちしております。

直ぐにネパールに支援物資をおくれないのでしょうか?
と疑問に思っている方も多いと思うのでブログにアップします。

現在ネパールに届いている支援品は支援ルートにもよりますが、政府が管理しているモノが多く、数カ所に集められ支援先に配布しているようです。
政府関係ルートの支援品は届くのに時間がかかっていると思われます。

一部のボランティアグループや輸送関係会社が関わるグループは独自のルートで支援品を被災地に送っているようです。

数日前にカーゴオフィスにきいたところ、まだ国際宅配やカーゴオフィスもしまっていててネパールからの商用輸出貨物も出せない状況でした。

日本から送る場合に関しましても、支援品をおくるのは輸出することになり輸送費や通関費、荷物価値や形状、商品によって現地で課税されます。

ネパールに送る場合は空路でおくる必要があり、送るモノや重量によって料金がかわります。DHL等ネパールから日本へ送ると1キロで3000円くらい。輸送重量が増えれば安くなります。日本からの料金は調べておりませんが同じ、もしくはもう少し高くなると思います。この他に現地でも輸入税や通関費用もかかります。

A-rueは届けたい場所や目的が決まっているので個人支援になります。
現在あつまっている資金では送料に消えてしまい支援品が買えなくなってしまいます。

 

この様な理由もあり、最初に私が行く予定だった8月中旬に届けられるモノを提供という方法を考えております。

私が持っていた航空券が前倒しで使えればと思いましたが変更できない契約のため、直ぐに行くことができません。更に航空券を買うとなると2回分の航空券を自費で捻出するのは厳しいのです。

帽子工場では自力であつめた支援金で、食事、ビニールシート、生活用品を被災した従業員に支援しつづけております。

お金が先がよければ送る事もできると伝えましたが、8月にお願いしますという現地のリクエストもありスタンバイ中です。


これから3ヶ月後に何が必要になるか現場とギリギリまで相談して決めます。
3.11の時も同じでしたが、ネパールでは建築資材も高騰すると思われます。

今後の事を考えるとテントよりトタンの方が屋根や壁がつくれし、後にリサイクル使用で仮設住宅をつくる時に使えそうです。
今は眠れるテントが必要ですが、個人輸出の時期ではないと判断しています。


ネパール人が自力でつくる仮設テント→仮設住宅と目的が変わっていくと予想されます。
状況は変わっていきますので、現地の人たちからの情報やリクエストもコチラにアップして報告していきます。

引き続き、ネパールおしごと再生資金にご協力いただけたら嬉しいです。
既にご支援いただいている皆様ありがとうございました。
今後とも応援よろしくお願いいたします

 

追記:
先ほど連絡があり、ネパールから他国への出荷、
DHL、TNT等のクーリエは再開したとの事です。